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2004年 12月 29日
「すごく残念だよ」 そんな言葉とともに、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏がミランの会長職を辞任してしまいました。 政府職員が私的企業の仕事を兼務しちゃイケナイという法律が施行されたからだそうです。そういえばベルルん、まだイタリア首相だったのね。 マルディーニ談 マル大将、いつもより憤慨してる様子。そりゃそうだよね、ベルルんの元祖・秘蔵っ子なのですから。しかし首相が一定のチームの会長、オーナーって面白いと思うんですけど。さすがイタリアだなぁって感心したし、羨ましい気持ちもあったんだけどな。 ベルルんの政治的志向の善悪については、正直言ってわたしには解りません。だけどミランというチームや選手に対しては、そりゃもう金儲けとかの範疇じゃなくて、心の底から愛情をもっていたと思う。なにせ自分が惚れて連れて来たシェバのお父さんが大病した時も、ウクライナじゃ手術する設備もないからと、自家用ヘリを飛ばして迎えに行ったという逸話さえある人だ。 ベルルんの考え方は「サッカー選手は、人間としてもきちんとしてないとダメ」というオーソドックスなものらしいのだが、これは簡単なようでいて難しい気がする。でもミランで長くサッカーを続けてる選手は、この簡単だが難しいベルルん哲学を実践している。バレージ然り、マルディーに然り。そしてシェバやピルロ、カカもそれに続いてくれると嬉しい。 ミランの良さのひとつは「昔気質」なとこにある。そしていったんミランの選手になったら、引退などでチームを辞めてからも何らかの形でミランに関係している人が多い。たぶん「家族」という感覚が強いんだろう。それに馴染まないと、どんな素晴らしい選手でも短期間で去っていく(誰とは言わない・笑)ある意味閉鎖的だ。そういうミランを作り上げたのは、紛れもなくベルルスコーニ会長だ。 シェバやガッツやネスタ、そしてマルディーニの談話を読むと、みんな口を揃えて「彼はミランを見捨てない」と言っています。わたしもそう思う。見捨てないというか、見捨てられないのかもだが。たぶん裏で今までと同じように監督や戦術について、あれこれ口を出したり金を出したりするに違いないですよ(苦笑)そうじゃないとツマラナイし(ぇ。) それにね、いよいよとなったら今度は首相を辞職して、堂々とミランの会長に復帰してしまえばいいのだわ(ぉぃ)・・・本当にそうなるといいな、と思ったりするわたし。
by cara_elisa
| 2004-12-29 22:26
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