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2006年 08月 15日
全然知らなかったので、少し調べてみた。自分の備忘記録としてblogにエントリー。
ちなみにG+サイトの記事を、自分なりに短くまとめてからの転用。 (シーズンシステム) ① 年間36レース行なわれる。うち2レースがロード。 ② レースに出場できるのは前日に行われる予選を通過した43台。 ③ 基本的にポイントシステム。1位180ポイント、2位170ポイント…というように ポイントが与えられる。それ以外にリードラップによるポイントもあり、その周を 1位で通過することでポイントが与えられる。 ③ 26戦終了時点でポイント10位までのドライバーかトップから400ポイント差以内の ドライバーに「Chase for Nextel Cup」(いわゆるプレーオフである)への出場権が 与えられる。 ④ プレーオフに入った段階で、ポイントは全てリセットされる。 その時点で1位のドライバーが5050ポイント、2位が5040ポイント……と与えられ プレーオフが始まる。そしてシーズン最後の時点で最高ポイントのドライバーが その年のシーズンチャンピオンとなる。 ⑤ これ以外のドライバーもレースには出場できるし、優勝すれば賞金ももらえる。 しかしシーズンのポイントとは無関係になってしまうという仕組み。 (マシン) 昔ながらのキャブレターのエンジンで燃調はプラグの焼け具合だけで判断する。 4速のマニュアルミッションで電子制御は不可。フレームも基本的には鉄であり(エンジンも鋳鉄ブロックである)、鉄ホイールもセンターナットで固定されているのではなく、5ナットで留めていて、ピット作業は大変である。ガソリン補給も40kg近いガス缶を抱えて、ゴボゴボと流し込むというローテク。 V8 5800ccのOHVエンジンを極限までチューニングして、1万回転近くまで回り、最高出力は850馬力とも言われている。車両重量も非常に重く、約1.5トンと世界で最も重いレースマシンである。加速にも時間が掛かるし、ブレーキに対する負荷も大きい。空力パーツも皆無に等しく、唯一、トラックリッドにある小さなスポイラーのみ。しかも、その大きさと角度はレギュレーションで決められていて、調整することはできない。 (NASCARがローテクにこだわる理由) ① マシンにかかる費用を可能な限り軽減し、参戦しやすくするため。 1台1億円近い最新テクノロジーの塊ではなく、ローテクだが1台1500万円程度と 安価で、クラッシュした場合でも、破損した部分を切り取って、新たな部分を溶接し マシンを修復できるため、資金力のないチームでも、優れたスタッフとドライバーが いれば、そこそこ闘える。 ② F1はチームやメーカーの資金力によってマシンの戦闘力にも大きな差が出てしまう。 NASCARの場合は徹底したイコールコンディションの元で、真のドライバー同士の 闘いになるのが魅力。 F1ではマシンの性能が70%、ドライバーのテクニックが30%とも言われるが NASCARではこの比率が逆転する。 「人間中心の自動車レース」こそがNASCARの魅力と言える。 (NASCARのレーストラック) 左回りの楕円形のオーバルトラック(サーキット)を使うのがF1との大きな違い。 ① オーバルトラックと言っても長さ、形状、バンク角など様々である。 全長800m程度のショートトラックから、20万人の観客を飲み込んでしまうような 全長4kmにも及ぶ超巨大なスーパースピードウェイまである。 ② 楕円と言っても、完全な楕円、片側のコーナーが小さいもの、三角形のもの、 壁のようなバンクを持つものから、ほとんどバンクのないものまである。 バンク角が大きいトラックは、減速が少なくて済みコーナーでの速度が速くなる。 一方バンク角が小さいものはコーナーでの速度は下がるが、タイヤとブレーキに 負担がかかるので、加速性能の差が出やすくなる。 (その他、特質すべき点) ① カップシリーズ中、2戦だけロードコース(いわゆる一般的なサーキット)がある。 オーバルトラックで不必要なヒール&トゥなどのテクニックは、ロードコースでは 必須である。そのせいかロードコースのみにエントリーしてくるドライバーもいるが 必ずしも勝てるわけではないところが面白い。 ② ナイトレースがある。 夕方~夜というスケジュールで開催されることも多いが、NASCARマシンには ライトはついていないので、トラック上のライトだけが頼りのレースとなる。 (ライトのように見えるのは、ただのステッカーである)
by cara_elisa
| 2006-08-15 00:00
| nascar
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