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2007年 01月 21日
レース的にはオフシーズンではあるけど、NASCARは既に始まっているようだ。
来週行なわれるデイトナ24時間レースと、来月のオープニングのデイトナ500の為に、既にテストが重ねられてドライバーそれぞれの調整は進んでいる。 わたしはモントーヤと、トニー・スチュアートの記事を丹念に探す毎日だ。 トニーさんはなんかマイペースで、NASCARのオフィシャルではあまり話題が出てこない。なんでも年明けには毎年、CHILI BOWL というミゼットカーレースに出場してるらしく、今年は優勝したそうだ。CHILI BOWL のオフィシャルで画像をゲット。 もうひとつ。こちらはトニーさんの独特の笑顔が格好いいショット。 昨年はミゼットレース中にクラッシュらしき事故があったとかいう噂も聞いたが、それでも今年もまた嬉しそうに参加してる様子を見ると、この人って本当にレースそのものが好きなんだろうなと思う。この1ヶ月というもの、G+で2006年のNASCARレース再放送をしていて、7月のシカゴランドからしか観てないわたしにはかぶりつきモノだった。トニーさんはシカゴランドの一つ前のデイトナ400で優勝したのだが、それも含めてシーズン終了までの9ヶ月で山あり谷ありのシーズンを送ったのがすごくよく判った。あちこちでクラッシュやら貰い事故やら、本当に忙しいシーズンだった。 肩を骨折するまではなかなか豪快な走りっぷりで、このまま行けば楽々チェイスにも残るんだろうなと思わせるパフォーマンスの連続だった気がする。それが骨折から復帰してデイトナで優勝したものの、その後は浮き沈みが激しくて結局は11位に甘んじてしまったのだ。 しかしチェイスになってからのトニーさんは、自分にはもう年間チャンピオンは関係ないのに魅せるレースが多かった。本来のトニーさんの走りを彷彿させるような、それこそアグレッシブで心躍るような。 NASCAR初心者のわたしから見て、トニーさんという人はレースに二つのパターンがあるような気がする。まず、最初から最後まで横綱相撲みたいな走り方して優勝するパターン。 他の車なんて全然問題外、寄せつけもせずに悠々と遥か前方で飛ばしている時はきっと、口笛でも吹きながら走ってると思う。コーションで後ろとの差が縮まってしまってもどこ吹く風。先導車のお尻にオレンジ色の20番のマシンの鼻先をくっつけて走って、楽しそうにレース再開を待っている。あんなことして許されるのって、トニーさんだけに違いない。さすがにキャラが立ってる(笑)マシンの具合も最高に良くて、トニーさんの気分も絶好調なんだろう。 もうひとつは、いまいちセットアップが決まらなくて、自分自身もイライラしてるパターン。 そういう時は自分の前で気に食わない走り方してるドライバー(ノロノロだったり、わざと進路をタイトにして邪魔する人たち)にブチ切れて、ペナルティー覚悟で堂々と押し出したりする。その挙句にリタイアすることもあるし、チームクルーの努力で車を修復してレースに復帰することもある。復帰すると、たとえ43位から始めたとしても必ず上位に返り咲くとこがトニーさんのすごいとこだ。時々この人は、他の人の3レース分くらいを1レースの中で走ってるんじゃないかとさえ見える。それって冷静に見ると無駄なことなんだけど、わたしは横綱相撲の時よりこっちのトニーさんの方が好きかも知れない。熱いんだよね。 けっして、マット・ケンゼスには真似出来ないだろう。彼は計算できるドライバーだし、結果も出す人だ。オーナーにはありがたい存在だろうが、観ていても全然ワクワク感がないしツマラナイ。それどころか結構嫌味にブロックしたりして、すごい感じ悪いこともある。 ま、トニーさん好きなわたしにとって当然ケンゼスは気に食わないドライバーなんだけどね。それにしても以前からのトニーとケンゼスの確執って何だろう。いかんせん去年の途中からしか知らないので、そういう面白そうな話題には疎いのが残念だ。
by cara_elisa
| 2007-01-21 16:03
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