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2006年 07月 22日
ちゅうことで、新シーズンのミランもそろそろ始動。ただしW杯組はまだバカンス中のため、実際にミラネッロに集結したのはピチピチの若い子らとブロッキやダラボナちゃんなどの出戻り組(笑)と、マルやビリーといった ベテラン ばかりのようですな。 ここんとこ、頭突き野郎の話題で盛り上がってばかりな世間様ですが、ようやく結論が出たみたいですね。なんだかさー わたし的には「なにそれ。どういう意味あるの?」っていうような バカバカしさ250% の裁定でしたけどね。 ①ジダンの処分 罰金4773ユーロ(約70万円)と出場停止3試合 しかしすでに現役から引退しているため、代わりにFIFAの社会奉仕活動に3日間参加。 ②マテラッツィの処分 罰金3182ユーロ(約46万円)と出場停止2試合。 この結果イタリアのUEFA EURO 2008(TM)予選の2試合に出場不可。 どう考えてもW杯決勝戦で前代未聞な頭突きをして、退場になったジダンの処分が軽すぎませんか。なんかもう収拾がつかなくなって来て、苦し紛れに出した裁定のように見える。ジダンは神に愛された男などと評されてますが、自分のしたことの責任はFIFA任せでなく自分自身でとってほしいものだ。たとえばここで彼が自ら「MVPは返します」と言えば、流石だなと思う。しかし言わない。言うわけがない。傲慢極まりない。 マテラッツィがジダンに挑発行為を繰り返したことで、イタリアのサッカーが汚くて嫌いだなどと発言してるボケた人たちに訊きたいのだが、サッカーってそんなに清廉潔白でないといけないんでしょうか。挑発もサッカーのうちだし、それに乗るも乗らないも選手の自由だ。ただし自分のしでかしたことへの責任は、子供じゃないんだしみんな取るのが当たり前だ。 言われたことに納得出来ないなら、試合中に頭突きをかますのではなくて別の場所で堂々と批判などをするべきではないか。誓って言うが、わたしはマテラッツィのしたことを擁護するつもりも理解するつもりもない。もともと彼のことはあまり好きではないし、ミランの選手も今までにかなり痛い目を見ている。しかしそれもサッカーだ。そんなことまで大騒ぎして規制されたら、カルチョを楽しむ余裕なんて無くなってしまうではないか。 マルディーニも2年前のセリエA開幕戦で、格下のプロビンチャのDFに母親を侮辱されて怒り、相手を追いかけた挙句にレッドカードになったことがある。そんな彼を観るのは初めてだったので正直驚いた。しかしその時のマルディーニは自分のしたことについて弁解もしなかったし、その後の何試合かの出場停止も受け入れていた。何を言われようが先に手を出した方が処分されるのは当然だ。 もちろんセリエAの1試合と、W杯の決勝戦では試合の重みも違うだろう。しかしそれを解かっていて、さらに自分の引退試合を自らの行為で汚したのは他ならぬジダン自身だ。その後味の悪さを、マテラッツィの差別的行為や肉親への侮辱行為に問題をすり替えているように感じるのは、わたしだけだろうか。 マルディーニは新シーズンに向けての記者会見で、この件について意見を求められたようですね。gazzettaのインタ動画を見ると、今回の頭突き事件について答える時と最近引退かと噂されてるボボについて答える時のマルの態度が、まるっきり違うので面白いですよ。 ボボの時は顔が穏やかなのだが、頭突きについては見るからに嫌そうなのよね。 ちなみにマルディーニの発言はこうでした。 スキャンダルだよね。ピッチ上での発言が処罰されるなんて前代未聞だよ。 1人のカンピオーネ(偉大な選手=この場合はジダンのことと思われる)を 正当化したかったから、1人のイタリア人が犠牲になったってことだろう。 ピッチ上でやってはいけないことをやったのは、1人だけだったのにね。 さすがマルだ、気が合うわ。 で、肝心なそのマルディーニなんですが、新シーズンでのミランへの処分がマイナス15ポイントってことよりも、CLに出られないってことの方がショックみたいです。そりゃそうだよね。何のために手術までして引退の時期を1年延ばしたんだよって感じですかね。限りなくモチベが低下してそうで、新シーズンのマルを観るのは忍びないですな。 そこいらへんの心情が ラストチャンス ←コチラに載ってましたので、よろしければどうぞ。
by cara_elisa
| 2006-07-22 17:10
| maldini
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